校長先生より児童のみなさんへ 5月5日水曜日
2021年5月5日 08時00分新居浜小学校の児童のみなさんおはようございます。ゴールデンウィーク最後の1日を迎えました。お休みって本当にあっと言う間に終わってしまいますね。今日はあいにくの雨ですね。お家で宿題をしっかりやって、明日からの学校に備えましょう。
今日、5月5日は、
こどもの日です。
こどもの日は、端午(たんご)の節句の日でもあります。子どもたちみんなが元気に育ち、大きくなったことをお祝いする日です。
もともと5月5日は「端午の節句(たんごのせっく)」で、男の子の健やかな成長や幸せを祈って、お祝いをする日でした。
1948年に、5月5日を「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、両親に感謝する」お休みの日と決められてから、端午の節句の日が、こどもの日にもなったそうです。
そのため本来は男の子のための日だったけれど、今では子どもたちみんなをお祝いするようになりました。
今日、誕生日の有名人は、
小林 一茶(こばやし いっさ)です。
小林一茶は、日本の俳人。本名は小林弥太郎、一茶とは俳号です。 信濃国の農家の子として生まれました。15歳の時に奉公のために江戸へ出て、やがて俳諧と出会い、「一茶調」と呼ばれる独自の俳風を確立して松尾芭蕉、与謝蕪村と並ぶ江戸時代を代表する俳諧師の一人となりました。
小林一茶の俳句は、とてもわかりやすく親しみやすいものが数多くあるので、人々に好まれてきました。
あどけない子供の様子を詠んだものや、「すずめ」「かえる」といった可愛らしい小動物を題材にしたものからは、何とも言えない「あたたかさ」を感じることができます。
一茶の代表作 10句
うまさうな 雪がふうはり ふわりかな
これがまあ 終(つい)のすみかか 雪五尺
すずめの子 そこのけそこのけ お馬が通る
春風や 牛に引かれて 善光寺
名月を とってくれろと 泣く子かな
めでたさや 中位なり おらが春
やせ蛙(がえる) 負けるな一茶 これにあり
やれ打つな はえが手をする 足をする
雪とけて 村一ぱいの 子どもかな
我と来て 遊べや親の ない雀
ネット上には、動画もあります。小学生にお勧めですよ。検索してみましょう。
(俳句暗唱 小林一茶の俳句百選は子ども達の能力を高めます)というサイト(無料)がお勧めです。
それでは、連休ラスト一日を健康的に安全に過ごしてください。明日、正門で待っています。